ビジネス実務法務検定の合格率と試験科目
ビジネス実務法務検定の難易度はどんな感じなのでしょうか?ビジネス実務法務検定試験の試験については、難易度別に「3級」「2級」「1級」と分けられてあり「3級」は社会人および学生を対象とした感じで、「2級」は各部門の法務担当者を対象としたというように分類されています。
「1級」は、法務部門責任者クラスの難易度で、受験者数と合格率を比べても一目瞭然です。「3級」2008年12月9日(第22回)受験者12,469人中合格者8,217人 合格率79,4%、「2級」2008年12月9日(第22回)受験者 9,513人中合格者2,125人 合格率29,0%、「1級」2008年12月9日(第22回)受験者 926人中合格者 61人 合格率 9,0%とかなり難易度の高い資格になっています。
3級は、入門クラスという感じですが、「2級」「1級」は一夜漬けで通るような難易度の資格試験ではないことがデータ的にも分かるところです。
ビジネス実務法務検定の1、2、3級の試験科目を見てみますと、3級は、(1)ビジネス実務法務の法体系、(2)取引をおこなう主体、(3)法人取引の法務、(4)法人財産の管理と法律、(5)債権の管理と回収、(6)企業活動に関する法規制、(7)法人と従業員の関係、(8)ビジネスに関連する家族法となっています。
2級は、(1)ビジネス実務法務の法体系、(2)取引をおこなう主体、(3)会社取引の法務、(4)会社財産の管理と法律、(5)債権の管理と回収、(6)企業活動に関する法規則、(7)会社と従業員の関係、(8)ビジネスと個人のかかわり、(9)紛争の解決方法、(10)国際法務(渉外法務)となっています。
最後に1級は、(1)取引上のトラブルを処理、(2)取引関係に立たない第三者とのトラブルを処理、(3)法務関係の上司や弁護士などの専門家に法的トラブルの顧末・処理方法を報告、(4)予防法務的観点からトラブルになりそうな問題に対応というようになっています。
難易度の高い2級と1級
試験科目から見ても、3級は社内の検討課題で終わってますが、2級1級になると対外折衝にも踏み込んだ内容で、1級になると専門分野での内容になっています。
1級はすべて論述方式で内容が問われる試験でかつ、かなり踏み込んだ内容で合格率からも分かるとおり上位級を取得するのはかなり難易度が高くなっています。
他の資格試験の合格率と比較しても合格率10%未満というのは難易度は高い資格ということも分かります。また専門用語など覚えることが多く、聞き覚えのない言葉が多いのも特徴と言えます。
ビジネス実務法務検定は、会社に必要とされ日増しに受験者数も増えている現状にあります。かなり勉強しないとクリアできない検定試験ではありますが、ビジネス法務のスキルアップとして是非目指してみたい資格でもあります。
まずは「3級」から受けてからステップアップを目指し上位を受けてみることをおすすめします。